【ドラマ】ちはやふるのロケ地の学校は？撮影で使われた高校を調査！

日本テレビで放送予定のドラマ『ちはやふる－めぐり－』。主演・當真あみさんが演じる新たな千早の物語に多くのファンが注目しています。

本作では原作とも映画とも異なる「梅園高校」という高校が舞台となり、実際の撮影も関東各地で行われました。

とくに「この高校、どこかで見たことある…」と感じた方もいるはず。

それもそのはず、本作ではロケ地として過去に他のドラマでも使われた学校が登場している可能性が高いのです。

本記事では、ドラマ『ちはやふる－めぐり－』の高校ロケ地を中心に、撮影された場所や候補校、アクセス情報、ロケ地巡りの注意点まで詳しく紹介します。

ドラマ『ちはやふる』のロケ地の学校はどこ？

ドラマ版『ちはやふる－めぐり－』では、原作や映画とは異なる「梅園高校」が舞台となっており、実際のロケ地も複数の学校が組み合わされています。

栃木県足利市と埼玉県狭山市で撮影が行われたとされ、場面ごとに雰囲気の異なる校舎を使い分けることでリアルかつ印象的な高校生活を表現しています。

視聴者に違和感を与えないよう編集で統一感を持たせる、映像制作ならではの工夫も見逃せません。

舞台は「梅園高校」｜映画版の瑞沢高校とは異なる設定

ドラマ『ちはやふる－めぐり－』では、主人公・千早が通う高校として「梅園高校」という名称が設定されています。これは原作や映画で描かれた「瑞沢高校」とは異なりドラマオリジナルの舞台です。

この変更により視聴者は新たな物語の世界観に入りやすくなっており、映画版とはひと味違った青春群像劇として再構築されています。

梅園高校という架空の学校に、実在する複数のロケ地を巧みに当てはめる手法は映像制作ではよく用いられる方法です。

そのため校舎や教室、グラウンドといったシーンで映る建物は、実際には異なる場所で撮影されている場合があります。こうした背景を知っておくとより深くドラマの世界を楽しむことができます。

旧足利西高校がロケ地として使われた可能性

栃木県足利市にある旧足利西高校は、映画『ちはやふる』三部作のロケ地として使用されたことで広く知られています。

赤レンガ風の校舎や開放的な廊下、昭和の雰囲気を残した建物構造は映像作品との相性が良く、多くのドラマや映画にも登場してきました。

今回のドラマ『ちはやふる－めぐり－』でも、過去の映画と似た構図やロケーションが見られることから、視聴者の間で「旧足利西高校では？」という声が上がっています。

屋上や渡り廊下、校舎の外観など過去の撮影と共通点が多く、有力なロケ地候補のひとつと見なされています。

ただし現時点では制作側から公式な発表はなく、確定情報ではありません。

過去に「ちはやふる」の世界観を形作った実績やロケ専用施設としての管理状況を考慮すると、今回のドラマでも使用されている可能性は十分考えられます。

埼玉県狭山市でもロケが行われた可能性が高い

ドラマ『ちはやふる－めぐり－』の撮影にあたっては、埼玉県狭山市でも複数日程でのロケが行われたことが確認されています。

制作会社ROBOTが実施したエキストラ募集情報から「高校生役」「野球部員役」などが必要とされ、校内やグラウンドでのシーンが狭山市内の学校で撮影されたと考えられます。

具体的な学校名は公表されていませんが、ロケ地候補としてよく挙げられているのが以下の2校です

特に旧入間中学校は、映画『暗殺教室～卒業編～』でも使われた実績があり、撮影の自由度が高いことから候補として有力視されています。

対して西武学園文理高校は現役校でありながらも、近代的な校舎と協力的な体制により、学校生活のリアルな描写に適しています。

西武学園文理高校

旧狭山市立入間中学校

西武学園文理高校は近代的な校舎で、過去にドラマ『御上先生』のロケ地として使われた実績があります。

旧狭山市立入間中学校は映画『暗殺教室』でも使用されました。特に旧中学校の方は廃校であるため、貸出や撮影の自由度が高く、音響やスケジュール面でも好都合と考えられます。

このように撮影の目的やシーンに応じてそれぞれの学校の特性を活かすため、2か所がロケ地候補として挙げられるのです。

なぜ『ちはやふる』ではロケ地の学校が複数ある？

『ちはやふる－めぐり－』では、栃木県足利市と埼玉県狭山市の複数の学校が撮影に使われたとされ、ひとつの高校として描かれているシーンにも実際は複数のロケ地が組み合わされています。

これは制作現場でよく用いられる手法で、場所ごとに異なる目的・演出効果を求めて選ばれています。今回はなぜそのような構成になるのか、制作側の事情と演出意図を踏まえて詳しく解説します。

映像作品では1校に見せて複数ロケ地を使うのが一般的

実は複数の学校を1つの高校として描くのは、映画やドラマ業界ではごく一般的な手法。

たとえば外観はA校、内装はB校、部活動や体育館のシーンはC校というふうに、撮影効率や演出効果を重視してロケ地を組み合わせます。

こうした方法を取るのは1つの学校ですべてのニーズに対応するのが難しいから。

複数校を活用することでスケジュール調整も柔軟にでき、作品のクオリティを維持しやすくなるのです。

視聴者にとっては違和感のない「一貫した世界観」に見えるように、制作チームは撮影・編集の段階で細心の注意を払っています。

これにより1校に見せつつ、実は複数校が関わっているという構造が成立しているわけですね。

制作上の都合と演出意図による分担

学校のロケ地を分けて使う背景には撮影の制約だけでなく、演出意図も関係しています。

たとえば「青春感を出したいシーン」では日当たりのよい教室や懐かしさのある廊下を使い、「競技かるたの緊張感を強調する場面」では音の反響が少ない体育館を選ぶ。

といったように、シーンの目的に応じて最適な場所を選ぶ必要があります。

さらに実際の高校では授業中に撮影ができない場合も多く、放課後や休日に限られるなど時間的制限があります。

こうした事情を回避するため、ロケ地を複数用意することで限られた時間内でも効率よく撮影を進めることが可能になります。

また使用許可の交渉や地域との調整も関わってくるため、ロケ支援が整っている自治体（足利市や狭山市）で撮影が進められるのは制作側にとっても非常に助かる環境というですね。

視聴者が違和感なく感じる編集技術の工夫

複数のロケ地を使っているにもかかわらず、視聴者がそれに気づかないのは、編集技術と映像構成の工夫が秀逸だから。

具体的にはカメラアングルを統一する、導入カットに共通のモチーフ（校門や看板など）を使う。音響や照明を揃えるなど、技術的な細部まで気を配っています。

旧足利西高校と埼玉県の学校では建物の構造や色調が異なる可能性がありますが、それでも編集や色味調整により「同じ高校」として自然に見えるよう処理されます。

映像業界ではこれを「シームレスな切り替え」と呼び、作品に没入感を与える上で非常に重要です。

結果として視聴者はロケ地が複数あることを意識することなく、ストーリーや人物の感情に集中することができます。これはまさに映像制作チームの職人技と言えるでしょう。

ちはやふるのロケ地巡りの際の注意点と見どころ

ドラマ『ちはやふる－めぐり－』に登場した高校のロケ地は、ファンにとって“聖地”ともいえる場所です。

実際に訪れて作品の世界観に触れたいという人も多いでしょう。しかしこれらの施設の多くは現役の学校や非公開の建物であり、訪問時にはマナーと事前確認が欠かせません。

ここではロケ地を訪れる際に気をつけたいポイントと、周辺で楽しめる見どころについてご紹介します。

旧足利西高等学校を訪れる際の注意点

旧足利西高等学校（栃木県足利市）は、映画『ちはやふる』の瑞沢高校として使用されたロケ地ですが、普段は一般公開されていない施設。

現在は撮影用の施設として運営されており、撮影がない期間でも立ち入りには許可が必要です。

ただし年に数回、足利市やあしかがフィルムコミッションによるイベントで校舎内が公開されることがあります。

この際は、撮影で使用された教室や屋上などを実際に見学できる貴重なチャンスとなるため、足利市の公式サイトや観光協会、フィルムコミッションの情報を定期的にチェックするのがよいでしょう。

学校周辺には住宅も多いため、撮影地を外から見学する場合も静かに・短時間で・迷惑にならない行動を心がけましょう。

狭山市内の学校ロケ地は原則立ち入り禁止

埼玉県狭山市内の学校もドラマの撮影に使用された可能性がありますが、現時点で正式なロケ地としての学校名は発表されていません。

推測されるロケ地として西武学園文理高校や旧狭山市立入間中学校などがありますが、どちらも現役施設または行政の管理下にある敷地のため、部外者の立ち入りは基本的に認められていません。

特に現役の私立高校である文理高校では生徒の安全やプライバシー保護が最優先されるため、無許可での訪問や写真撮影は厳禁です。

旧入間中学校も行政や撮影管理会社との調整が必要な施設であり、許可なしに敷地内に入ることはできません。

ロケ地巡りのつもりで不用意に訪問するのは控え、情報が公開されるまでは遠くから静かに見守るスタンスが望まれます。

ロケ地周辺の観光スポットと楽しみ方

もしロケ地を訪れるなら、周辺の観光スポットやグルメも一緒に楽しむことで旅の満足度が高まります。

たとえば足利市には以下のような見どころがあります。

あしかがフラワーパークや足利市内の古民家カフェ、渡良瀬川沿いの散策路など、四季を感じられるロケーションも魅力的です。

こうした観光要素と『ちはやふる』の聖地巡礼を組み合わせることで思い出に残る1日を過ごすことができます。

聖地巡礼は作品への愛情を深めるだけでなく、地域の文化や景観に触れるきっかけにもなります。ぜひ事前に調べて作品の世界と現地の魅力を同時に味わってみてください。

【まとめ】ロケ地を楽しむために知っておきたいこと

ドラマ『ちはやふる－めぐり－』の舞台は、原作や映画とは異なる梅園高校。

栃木県と埼玉県の学校を組み合わせて撮影されたと考えられます。実際に訪れる際にはロケ地の特性や注意点を知っておくことでより安心して楽しめます。

無理のない範囲でロケ地を訪れ、マナーやルールを守りながら作品の舞台を体感してみてください。

画面越しに見ていた風景を自分の目で見て、空気を感じて歩くことで『ちはやふる』の世界がよりリアルに、そして深く心に残るものになるはずです。

そら

はじめまして。30代・既婚で、2人の子どもを育てながらIT企業で働く『そら』といいます。調べることや考察が好きなので、それをブログに活用して書いてます。