[参政党]さや氏の学歴と経歴|政治家を目指す理由と掲げる公約とは?

2025年参議院選挙の東京選挙区で注目を集めているのが、参政党から立候補したさや氏です。
街頭演説での存在感や発信力に惹かれる一方で、経歴や公約をちゃんと知ってから判断したいという人も多いのではないでしょうか。
掲げる公約は「経済の立て直し」や「国民の生活を守ること」に重点を置き、実際に現場で声を拾ってきた経験を政治に活かそうとしています。
この記事では、以下の内容を中心にさや氏の人物像と政治家としての可能性を多面的に解説していきます。
- さや氏の本名・年齢・出身地など基本プロフィール
- 青山学院女子短大卒の学歴やキャスター・シンガー時代の経歴
- 政界に入る決意を固めた背景と立候補の本当の理由
- 物価高・減税・国の自立など、掲げている主な政策や公約の中身
- 政治家としての資質や、他候補との違い・注目される理由
目次
さや氏の学歴と経歴|基本プロフィール

参政党の候補者として多くの注目を集める「さや」さん。
政治の世界ではまだ無名ながらも、過去にキャスターやジャズシンガーとしての経歴を持ち、多彩な活動歴を有する人物。
本名や学歴、出身地といった基本的なプロフィールを知ることは、候補者がどんな人生を歩んできたのかを知るうえで非常に重要です。
また、芸能・メディアの分野で培ってきた表現力が、現在の政治活動にどう繋がっているのか。
ここではさや氏の学歴・経歴・出身など。政治家としての信頼性を考察するための基礎情報を整理していきます。
出身地や年齢など基本情報まとめ
さや氏の本名は「扇 清香(おうぎ さやか)」とされており、これは過去の音楽活動やプロフィール記載などから広く確認されています。
- 本名:扇 清香(おうぎ さやか)
- 生年:1982年(2025年時点で42歳)
- 出身地:神奈川県横浜市港南区
- 学歴:青山学院女子短期大学 英文科卒
- 経歴:キャスター・ジャズシンガー・YouTube発信者
1982年7月7日生まれの42歳(2025年時点)で、出身地は神奈川県横浜市港南区。
政治の世界ではまだ若手といえる年齢ながら、芸能・メディア・配信といった分野で長年活動してきた実績があります。
学歴は、青山学院女子短期大学の英文科を卒業。英語力を活かしてFMラジオやCS、地方テレビ局などでキャスターやMCとして出演し、主に社会・経済系の情報番組での実績があります。
また音楽の世界では2008年にジャズシンガーとしてCDデビューを果たし、国内外でのライブ活動も経験しています。
さやと名乗る理由は過去の活動が影響
「さや」という名前は、政治活動のために突然使い始めたわけではありません。
もともとさや氏は、芸能・メディア分野において「saya」という芸名で長年活動しており、その名称が世間に浸透していたことが背景にあります。
本名の「清香(さやか)」の一部をとった通称であり、芸名→活動名→候補者名へと自然に発展したものです。
たとえば、音楽活動では「ジャズシンガーsaya」として2008年にCDデビュー。癒し系でありながら芯のある歌声が評価され、イベントや舞台にも数多く出演しました。
また、キャスターとしてもFMヨコハマやTOKYO MXなどで活動し、ニュースや社会問題を伝える役割を担っていました。
選挙活動においては「名前を覚えてもらう」ことが非常に重要。その点、ひらがな2文字の「さや」は視認性・印象ともに高く、街頭演説やポスターでも強い効果を発揮しています。
こうした親しみやすさや認知性の高さを活かしたネーミング戦略も、彼女の選挙戦術の一環といえるでしょう。
学歴と職歴|どんな経験を積んできたのか

政治家としての信頼性を判断するうえで、その人がどのような学びを得て、どんな職業経験を積んできたのかは非常に重要な判断材料です。
さや氏は、芸能活動を中心にキャスターやシンガーとして活動してきた異色の経歴を持ちます。
ただの芸能人では終わらず、社会問題や経済、安全保障などに強い関心を持って発信を続けてきました。
学歴としては短期大学卒でありながら、言葉によって人に伝える職業を長く続けてきた点が今の政治活動の基盤となっています。
ここでは彼女の学生時代から現在に至るまでのキャリアの流れを整理し、その中に政治家としての素地がどう育まれてきたのかを明らかにしていきます。
青山学院女子短大で学んだこと
さや氏は、東京都渋谷区にある私立の名門「青山学院女子短期大学」の英文科を卒業しています。
青短の英文科は英語運用能力に加え、異文化理解・国際教養・論理的思考力の育成を重視しており、グローバルな視点を持った女性の育成を目指すカリキュラムで知られています。
当時のさや氏は、英語やコミュニケーション、言語表現の分野に強い関心を持ち、将来的に人前で話す仕事や音楽表現を志していたと考えられます。
この学びのなかで培われたスキルは以下のような形で後のキャリアに活かされています。
- 異文化・国際的な価値観に対する理解力
- 論理的な言語表現と情報の要約力
- 舞台・放送における発音や声の使い方への意識
- 他者との対話・共感力を重視したコミュニケーション
芸能や報道の世界に入った後、これらの素養が伝える力として花開いたことは間違いなく、政治家としての発言力の土台にもなっています。
キャスター・シンガーとしての活動歴
大学卒業後、さや氏はキャスター・MCとして活動を開始。
FMヨコハマやTOKYO MX、CS番組などで社会情報・時事ニュース・生活情報を扱う番組に出演し、わかりやすく伝える力を発揮してきました。
またYouTubeでも政治・経済・国際問題などをテーマにした発信を続けており、登録者は約7万人に上ります。
一方で音楽家としての顔も持ち、2008年にはジャズシンガー「saya」としてCDデビュー。
国内外のアーティストと共演し、癒し系の声と芯のある表現で多くのファンを獲得しました。
ライブ活動やチャリティーイベント、海外公演なども経験しており、舞台経験も豊富。
彼女の芸能活動は単なる表舞台ではなく、以下のような政治活動に繋がる素養を育てています
- 多くの聴衆に向けて話す経験=演説力
- 時事や社会問題に触れてきた取材経験=政策理解力
- 自分の言葉で発信し続ける姿勢=自立した政治的意志
このように芸能や報道といった分野を通じて得た「伝える力」が、政治活動に直結しているといえます。
政治家としての基礎力につながる経験とは?
一見すると芸能出身に見えるさや氏の経歴ですが、実際には政治家としての基礎力に繋がる要素を多く内包しています。
たとえばキャスター時代には国際問題・経済・安全保障などをテーマに、識者を招いた番組や討論型のトーク番組を担当。
視聴者にとって難解なテーマをわかりやすく噛み砕いて伝えると役割を果たしてきました。
「法学部出身」や「元官僚」ではないものの、伝える力・共感力・問題意識という点で、むしろ現代的な政治家像にマッチしているとも言えるのです。
なぜ政治家を目指したのか?その理由ときっかけ

キャスターやシンガーとして社会に向き合う中で、次第に伝えるだけでは足りないという危機感を持つようになったといいます。
番組や取材を通じて多くの社会課題に触れ、声を上げる立場から「変える」側へとシフトする決意が芽生えたのです。
ここでは政治家を志すに至った具体的な出来事や思想的な転換点を整理し、彼女の内面にある「志」のルーツを深掘りしていきます。
番組を通じて深めた社会問題への問題意識
さや氏がキャスターとして活動していた番組では、生活者目線に立った社会問題や経済。安全保障といったテーマが数多く取り上げられていました。
自身が司会や進行を務める中で専門家の話を聞くだけでなく自ら調べて内容を咀嚼し、視聴者にわかりやすく伝えるという役割を担っていました。
この過程で、単に伝えるだけで終わらず現場にある課題を自分の問題として受け止めるようになったといいます。
こうしたテーマに触れるたび、彼女は「このままではまずい」と危機感を強めていきました。
その積み重ねが後の政治的関心へと繋がったのです。
田母神俊雄氏との出会いと価値観の変化
2014年、東京都知事選に出馬した田母神俊雄氏。いわゆる「田母神ガールズ」として応援したことが、さや氏にとって大きな転機となりました。
当初は平和や愛をテーマにしたシンガーとして活動していた彼女が、国家観や安全保障の重要性に目を向けるようになったのはこの時期の影響が大きいとされています。
報酬目的や政界志向ではなく、純粋に「知ってしまったからには黙っていられない」という思いが強かったことも特筆すべき点です。
「国を変えたい」という志が生まれた背景とは?
社会問題や国家の構造的課題に触れる中で、さや氏は「誰かが変えてくれるのを待っていても意味がない」と感じるようになったと語っています。
発信者として社会を見つめ続けるうちに、情報を届ける立場から「自ら行動し、政策に関与する側へ回るべきではないか」という思いが高まっていったのです。
とくにコロナ禍や物価高騰といった生活直結の危機が続く中、政治が現場の声を拾えていないことに強い苛立ちを感じたと言います。
そうした体験が「自分が政治家となって国を動かすべきだ」という志へと繋がりました。
彼女の政界入りは芸能人の転身というより、問題意識から自然発生した行動と言えるでしょう。
さや氏の掲げる主な公約と政策方針

さや氏が参政党から立候補するにあたり掲げている公約は、現実の暮らしに直結したテーマが中心です。
特に物価高や増税への懸念に対し、国民目線での即効性ある対策を訴える姿勢が目立ちます。
国家としての自立、日本人の暮らしと文化の尊重。教育の再建、安全保障の強化など幅広い課題に対する政策的な主張も展開。
ここでは、さや氏が強調する主要政策とその背景にある思想や課題認識を具体的に紹介していきます。
物価高対策と減税への強いこだわり
さや氏の公約の中で最も国民の生活に直結するテーマとして強く訴えているのが「物価高対策」と「減税」です。
演説では「増税よりも減税を。まずは国民の生活を守れ」と繰り返し強調しており、日常の買い物やエネルギーコストに苦しむ人々の声を代弁する姿勢が際立っています。
特に消費税の一時的な引き下げや地方自治体と連携した生活支援の拡充など、現場レベルでの具体策を求めています。
この姿勢の根底には「財源がないのではなく、国民への愛がない」という考え方があります。
つまり財政再建を優先するあまりに庶民の苦しみが置き去りにされている現状に対し、国の姿勢そのものを正したいという強い問題意識があるのです。
国の自立・日本人ファーストという基本姿勢
さや氏は「国の自立」を政治活動の柱の一つと位置づけています。
これは単なる経済的な独立を意味するのではなく、外交・安全保障・教育などあらゆる政策において日本が他国の影響を過度に受けすぎない。
主体的な国家運営を行うべきだという理念に基づいています。その一環として掲げているのが「日本人ファースト」という価値観です。
この主張は排外的な意味ではなく、「まずは自国民の暮らしを最優先にする」という政策判断の優先順位を明確にする。
外国人優遇政策への疑問や国内産業保護・伝統文化の尊重などを重視する立場をとっています。
教育・安全保障など他の重点分野の主張は?
物価や経済政策以外でも、さや氏は教育と安全保障を重視しています。
教育に関してはグローバル一辺倒ではなく、「日本人としてのアイデンティティを育む教育」を主張しており、道徳や歴史観を重視したカリキュラム改革を訴えています。
家庭・地域との連携を重視し、学校任せにならない子育て環境の再構築も目指しています。
安全保障については田母神俊雄氏の思想に影響を受けたとされ、自衛力強化や日米同盟の再定義、エネルギー安全保障の確保などにも言及。
防衛の強化は「抑止力」であり、「戦争を防ぐ手段」としての位置づけを明確にしています。
これらの主張はすべて「自立した国家づくり」という軸に集約されており、政策の一貫性を感じさせます。
さや氏はどんな政治家を目指しているのか?

さや氏は、いわゆる政治エリートとは異なるバックグラウンドを持ちながら、独自のスタイルで有権者との対話を重視する政治家像を目指しています。
自身が培ってきた「伝える力」を最大の武器とし、難しい政策や社会課題を生活者目線でわかりやすく説明することで政治をもっと身近にしたいと語っています。
ここでは彼女が目指す政治家像を具体的に描き出し、他の候補者との違いや政治未経験者だからこそ持てる視点の強みを掘り下げていきます。
伝える力を武器にした国民代表のスタイル
さや氏が自身の最大の強みとしているのが、長年のキャスター・シンガーとして培ってきた「伝える力」です。
街頭演説でも専門用語を避け、物価や税金など生活に直結する話題を誰でも理解できる言葉で語ることを徹底しています。
これにより政治の世界に無関心だった層からも注目を集め、「何を言っているのかわかりやすい」といった反応が寄せられています。
伝える力には単に話す技術だけでなく、「相手の感情や立場に寄り添う姿勢」も含まれています。
情報発信をする政治家は数多く存在しますが、聞き手を意識しながら言葉を選び、伝え方そのものに誠意を込める候補者は決して多くはありません。
その点においてさや氏は伝える代表者としての政治スタイルを築こうとしています。
他候補とどう違う?共感重視のアプローチ
さや氏が他の候補者と大きく異なるのは、政策論よりも共感を軸にしたアプローチを取っている点。
「国民の声を聴く政治をしたい」といった言葉を多用し、自分の政策を上から目線で語るのではなく「一緒に考えましょう」と語りかける姿勢を取っています。
演説では政治用語や専門知識を並べるのではなく、自身の生活者としての実感を込めた語り口が特徴。
「こんなに物価が高くて、誰が暮らしていけるのか」といった現場感のある訴えが多くの有権者の心に響いています。
難しいことを簡単に、遠いことを近くに。これがさや氏が心がける共感型の政治スタイルです。
未経験だからこそできることがあるという主張
政治経験がないことに対して懸念を示す声もある中でさや氏はそれを逆手に取り、「未経験だからこそできることがある」と明言しています。
「政治の常識に染まっていないからこそ素直な疑問をぶつけられる」と語っており、現職政治家とは異なる視点で政治に切り込む姿勢を示しています。
これまで市民として社会課題を見つめ続けてきた経験が、制度の内側に入っても生活者感覚を忘れずにいられると強調。
政治未経験であることを「弱み」ではなく「強み」として再定義し、それを武器にした候補者像を打ち出しています。
この姿勢が多くの無党派層や政治不信層の共感を呼んでいる要因とも言えるでしょう。
まとめ|学歴・経歴から見えるさや氏の人物像
さや氏は青山学院女子短大で英語を学び、キャスターやジャズシンガーとして「伝える仕事」を長年続けてきました。
一見すると政治とは無縁のように見える道のりですが、社会問題や国の仕組みに疑問を持ち、「変えたい」と思う気持ちが次第に強まっていったそうです。
物価高や税負担の重さ。教育や安全保障のあり方に対して、現場の声を拾いながら「何とかしなければ」という思いで立ち上がった彼女。
その姿勢は経験よりも熱や共感を重視する新しい政治のかたちを示しているようにも見えます。
政治経験がないことを恐れず、自分の言葉で語りかけるその姿に共感する人が増えているのも頷ける話です。