【放送局占拠】妖のあと2人は誰?未発表の理由と俳優の正体を考察!

放送局占拠の相関図を見ていて思ったのは、妖9人のうち2人だけがいまだ未発表という謎。
妖怪の名前くらい明かせばいいのにと素直に思うも、そこにも何かしらの仕掛けがあるのかと勘ぐってしまいますね。
結論から言うと、妖怪の名前はわりとすぐに推測できました。そしてその妖怪名から別な推測に至ることに。
俳優に関しても予測の域を超えませんが考察してみたのでぜひ最後までお読みください。
- 放送局占拠の未発表妖2体について考察できる
- 妖怪を演じる意外な俳優名を知ることができる
- 誰も想像しない妖怪と役からの考察を知れる
目次
放送局占拠に出てくる未発表の妖2人は誰?

『放送局占拠』に登場する妖の9人の妖怪名は明かされているのに、なぜか2体は依然として妖怪名は未発表のまま。
この不可解な非公開対応に疑問を持ってしまう私。
当然ながらネット上でも様々な予想が飛び交い、違う意味で注目を集めています。
なぜこの2体だけ伏せられているのか?そこにこそ物語の重要な仕掛けがあると見る声が高まっています。
未発表の妖が座敷童が最有力とした理由
ぱっと見は座敷童かな?と思ったのですが確証はありませんでした。
しかしネットでも「これ座敷童じゃない?」という意見を何度か見掛け、やっぱりそうだよなと結論に至りました。
ちなみに座敷童とは、東北地方に伝わる家付き妖怪。以下の伝承を持つ存在。
- 家に幸福をもたらす
- 出ていくと家が衰退する
この妖怪は、普段は姿を見せずとも家に幸福をもたらすとされ、逆に去ると家が衰退する。
これは予測ですが、目立った行動をしない立場でありながら重要な場面で行動を起こす人物が怪しいかも?しれません。
座敷童は見た目が幼い女性であるケースが多く、可愛らしさと妖しさを兼ね備えている点でも物語の意外性とミスリードに使われやすい要素を含んでいます。
過去シリーズでも穏やかで無害そうな人物が正体を現すという展開があったことから、今回もその流れを意識させる為の妖怪の可能性も。
妖の一体は輪入道?候補に浮上した理由
顔の回りにある炎のようなデザインがまさに輪入道でした。
輪入道は、燃える車輪に入道の顔が浮かぶという非常に特徴的な妖怪。
画像のイメージがまさに輪入道。特徴も一致してるので決めつけました。
輪入道は江戸時代の妖怪図鑑にも登場し、「人の目を見張り、魂を抜き取る」とされる監視・制裁の象徴とも言える存在。
輪入道が監視・裁きをテーマにした妖である点が、警察や権力側に潜むキャラクターと重なります。
仮面をかぶりながらも秩序という別の価値観で動く存在として、視聴者に強烈な印象を与えることができるため、物語の終盤での登場が期待されている妖怪の一つです。
未発表の妖は座敷童?人質からの有力候補は?

座敷童が姿を見せることは稀で、そこにいるだけで家や人に幸運をもたらすとされます。
姿を消すと家運が傾くとも言われており、その静かな影響力が座敷童の本質。
そのため、物語でも前面に出てくることなく周囲に自然と影響を与えるようなポジションで登場するかもしれません。
その正体も意外な人物という意味で、私が睨む俳優を以下に書いてみました。
座敷童の名前の由来と意味について
座敷童という妖怪の語源は、かつての日本の家屋に住み着く家付き神に由来します。
「座敷」に現れる童(わらし)の姿をしており、その家に繁栄をもたらす存在とされる一方で、出ていくと家運が傾くと語られています。
つまり、単なる怪異ではなく「幸福」と「衰退」の両面を持った存在なのです。
座敷童は多くの場合、無垢な子どもの姿で描かれます。その見た目とは裏腹に、家の盛衰や人間関係にまで影響を与える力を持つとされる不思議な妖怪。
こうした曖昧な立ち位置が物語構造に深みを与えるキャラクター像と相性が良いため、『放送局占拠』の伏線として使われる可能性はあるかもしれません。
人質の中に妖がいるといえる根拠
人質の中で私が怪しいと思う人物は、齊藤なぎさが演じる忽那翡翠(くつな ひすい)です。
忽那翡翠が未発表の妖=座敷童ではないかと考えられる根拠は、単なる配役や演出上の怪しさだけではありません。
たとえば、「忽那」という姓に含まれる「忽」は、ふいに・突然にという意味を持ち、何の前触れもなく現れて影響を及ぼす存在を暗示しています。
これは座敷童が「現れると家が栄え、いなくなると衰退する」とされる突然性や予兆性と一致します。
さらに「翡翠」は、古来より守護石・幸福の象徴とされる宝石で、霊的な力を帯びた存在のメタファーとも解釈できます。
この名前の象徴性が偶然にしては一致しすぎており、あらかじめ脚本側で座敷童と重ねる意図で名付けた可能性すら感じられます。
未発表の妖は輪入道?警察から裏切者?

燃える車輪に恐ろしい顔が浮かぶそのビジュアルは、単なるホラー的演出を超えて登場人物の裏の正義や歪んだ秩序を象徴する存在として機能する可能性があります。
警察組織という秩序の象徴的な場所に潜む裏切り者が輪入道であるとしたら、その意味は非常に大きく、ストーリー構造にも深く関わってくるでしょう。
輪入道の正体が警察と結び付く理由
輪入道は、炎に包まれた車輪に僧侶の顔が浮かぶという異様な姿をした妖怪で、主に「人の魂を奪い地獄へ連れて行く存在」として知られています。
直接的に裁くというより「見た者の魂を抜く」といった恐怖と制裁の象徴として伝承されています。
この特性は正体を隠して制裁を下すという点で、警察内部に潜む裏切り者や正義を逸脱した人物像と親和性が高いと考えられます。
『放送局占拠』では、テレビ局という情報操作の拠点が舞台となっており、そこに警察や報道機関の利害が複雑に絡んでいます。
そうした中で見えざる意志として情報を裁くように操作する存在がいれば、それは輪入道が象徴する「魂を抜く者=制裁者」としての演出になるでしょう。
警察内部の裏切者の有力候補について
志摩は、やや軽薄でコミカルなキャラクターとして描かれていますが、その一方で視聴者との距離感を縮める緩衝材としての役割を果たしています。
このような人物が終盤に裏切る展開は、視聴者にとって大きなインパクトを与える典型的な構成です。
彼の描写にはあまり深掘りがされておらず、表面的には目立たせつつも背景を伏せているという演出は不自然。
加えて、輪入道のモチーフが監視・制裁・地獄の審判であることを考えると、組織内部にいながら独自の正義を貫く人物。
つまり警察官という表の顔と裏で制裁を下す仮面の顔を持つ志摩が浮かび上がってきます。
彼が妖として登場すれば物語の裏切りと意外性、さらにはテーマ性を同時に成立させる展開として非常に完成度の高い演出になるでしょう。
未発表の妖が持つドラマ構造上の意味

『放送局占拠』シリーズは、毎回のように仮面の正体が終盤の山場となる構造で展開されています。
とくに未発表のキャラクターは、物語全体のテーマや視聴者への驚きを支える鍵となる存在であるケースが多く、今回は残る2体の妖がその役割を担っていると見られています。
単なる伏せキャラではなく、構造的に重要な「仕掛け」として配置されているのです。
最終回への視聴者を驚かせる伏線か?
未発表の妖2体が物語終盤で登場するという構成は、シリーズ恒例のどんでん返しとしての役割を担う可能性があります。
『大病院占拠』では、仮面の中にまさかの人物がいたことがクライマックスを彩り、『新空港占拠』でも終盤に味方の中に裏切者がいたという展開が用意されていました。
この流れを踏まえると、『放送局占拠』でも座敷童や輪入道の正体は、視聴者が「まさか」と感じるような人物である可能性は極めて高いでしょう。
名前やビジュアルを伏せているのは演出上の都合ではなく、明かした瞬間に視聴者の予想が的中してしまうほど決定的な伏線が仕込まれているからと考えるべきです。
妖のリーダーである般若と関係がある?
未発表の妖が物語構造に深く関与する理由として、リーダー格である般若との関係性も無視できません。
般若という妖怪は嫉妬や執着といった強い情念を象徴する存在であり、過去作の鬼や龍と同様に感情的な動機を持ったキャラクターがその仮面を被ることが多い傾向にあります。
その般若の行動を補佐・補完する存在として、座敷童や輪入道のような異質で静的な妖怪が選ばれているとすれば、チーム内でのバランスや役割分担の意味合いも出てきます。
とくに座敷童は霊的・内面的な役割、輪入道は制裁・正義を象徴しており、般若の外向的な怒りと対をなす存在として描かれている可能性があります。
【まとめ】名前を明かさぬ妖を最後まで注視しよう
『放送局占拠』における未発表の妖2体は、単なる伏せ要素ではなく、ストーリーの根幹に関わる仕掛けである可能性が非常に高いといえます。
座敷童や輪入道という候補の持つ意味や、そこに重なる人物たちの描写は意図的な伏線であり、視聴者に推理と驚きをもたらすための構造的な演出と考えるのが自然です。
今回ご紹介した内容は想像を勝手に膨らませた内容なので、確定ではありません。
しかし、座敷童・輪入道というモチーフと候補者の動向に注目しながら、今後の展開を見届けていきましょう。
未発表の二人は最終回での伏線にも繋がる可能性もあるので、注視すると面白いかもしれません。